Uecoro Diary

日常生活におけるささやかな癒しやストレスフリーをテーマとし、占い関係のコラムや日常レビューなどをお届けします。

盛り塩の浄化作用で開運をアシスト!おすすめの塩や置き方についてまとめてみました

盛り塩の概要

日本には昔から根付いている盛り塩の慣習があります。家に良い気を呼び込むと共に浄化し整え、安寧な生活を願う風習として、また風水的にも開運が図れるとして広く一般化しています。

そのような盛り塩について、以下にどのような塩を使ってどのように置くかなど、一通りまとめてみましたのでぜひご参考頂ければと思います。

おすすめの塩について

塩には大きく分けて”天然塩”と”精製塩”がありますが、盛り塩として使用するのは主に母なる海由来のミネラルを多く含む天然塩が最適です。(古来より海水には穢れを祓う浄化作用があるとも言われています。)

一方で精製塩は人工的にミネラルが取り除かれてほぼ塩化ナトリウムの純度として作られていますので自然界のエネルギーはあまりなく、盛り塩に使えないとまでは言いませんが効果的ではないと思います。

その中で今回は盛り塩としても食用としても問題のない、以下の沖縄産の天然塩2点をご紹介します。

 

◇ 雪塩

宮古島の地下22mの地下海水を取水し製造されています。個人的には今回初めて使ってみましたので、以下の通りレビューさせて頂きます。

外観

粉雪のように真っ白サラサラで、粒子がとても細かいパウダー状。製造工程ではふるいにかけて580μm以下にするそうですが、初めて見るきめ細やかさで塩の概念が変わりました。

盛り塩としての使用

問題ないと思いますが、留意する事があるとすれば先述の通り粒が細かいので、風の通る場所やエアコンの風が当たる所では飛ぶ可能性がある事。また逆に先日雨が降って湿気の高い時がありましたが、気が付いて見てみると吸湿して多少固まっていた事があるぐらいなので、盛り塩として使用すること自体は特に問題はないと思います。

食用について(参考)

食塩相当量としては73g(73%)のため塩味としては弱めです。ですが口当たりとしてはまろやかで、普通の食塩と比べるとしっかりミネラルが含まれているなというのを感じます。また公式サイトで夏の塩分・水分補給として「雪塩水」が紹介されていたので水に溶かして飲んでみましたが、飲むと海を感じました(笑)雪塩水の記載ページはこちらから、参考にどうぞ。

(写真)雪塩60gパック

「㈱宮古島の雪塩」の"雪塩"

◇ ぬちまーす

宮城島の太平洋側の海水を取水して製造。ぬちまーすは沖縄の言葉で命(ぬち)の塩(まーす)という意味だそうです。こちらも食塩相当量は上記の雪塩とほぼ一緒の約73gで、ミネラルを豊富に含んでいます。

(写真)ぬちまーす250gパック

「㈱ぬちまーす」の"ぬちまーす"
ちなみに陳列棚の"ぬちマース"のカタカナは誤記だと思います(笑)

 

製造工程は雪塩とぬちまーすのどちらも「取水-濃縮-製塩(瞬間結晶製法)-ふるい-梱包検品」。取水地や製塩ノウハウの違いが特徴を分けているイメージです。

また現在はありませんが雪塩とぬちまーすのどちらも2000年に世界一多くのミネラル成分を含む塩としてギネス認定歴がありますので、自然界エネルギーの浄化作用が盛り塩の効果をアシストしてくれると思います。

 

その他天然塩について

自然界には特に海外で天日塩岩塩もありますが、これらももちろん盛り塩として使用できます。上記の沖縄の塩に限りませんので補足させて頂きます。その中で以下”伯方の塩”も天日塩由来なためご紹介しておきます。

◇ 伯方の塩

メキシコ又はオーストラリアの天日塩(93%)を使用し、不純物を取り除くため日本の瀬戸内海の海水(7%)で溶解、再結晶化し製造されています。トータルの塩分相当量は98.8%と高めではありますが、ミネラルを含み添加物は使用されていませんので、食用だけでなく盛り塩としても有効です。

(写真)伯方の塩250gパック

「伯方塩業㈱」の"伯方の塩"

盛り塩の型について

次は型の話に変わりますが、盛り塩の型は円錐形と八角錐形の2種類がポピュラーとなっています。どちらでも自身の好みで大丈夫ですが、よりポピュラーなのは八角錐形でおすすめです。但し無理に型を使う必要はなく、なければ普通に小皿に盛るだけで大丈夫だと思います。

◇ 円錐形

盛り塩の基本形で、神社の立て砂(神様が降り立つ場所)に由来しています。また円滑、円満、ご縁などの験(ゲン)も担がれ使用されています。

◇ 八角錐形

風水においては八角形は全ての良い運気を八方位から引き寄せるとされており、更に”八”が末広がりで縁起が良いとされている事から使用されています。

 

盛り塩の場所や処分の仕方について

置き場所としては清浄な台の上に盛り塩皿を置くようにし、あまりに床付近や高い位置に置く事は避けた方が良いと思います。交換頻度としては3日~1週間程度を目安に定期的に交換、また使用済みの盛り塩はあらゆる再使用はせずに台所のシンクに水で流すのが無難とされています。家の中の配置については下記ご参照下さい。

◇ 玄関

悪い気を遮断し、清浄なエネルギーだけを引き込みます。

◇ リビング、寝室

悪い気を吸い取り、エネルギーの調和を整え浄化します。

◇ 水回り(キッチン、トイレ等)及び鬼門・裏鬼門

これらについては置くと運気が良くなると言われたり、逆に悪くなると言われたり解釈によって諸説ありますので、気になる方は置かない方が無難かも知れません。まずは玄関や鬼門等に掛からないリビング、寝室を押さえておくだけでも効果的で良いでしょう。

但し個人的な見解としては、盛り塩に宿る「海の浄化作用」によって淀んだ気や穢れを祓い空間を浄化することで、マイナスの気の溜まりがなくなり良い清流が生まれるイメージですので、水回りに盛り塩を置くことでプラスの気が逃げるという考え方よりも、トイレやお風呂のような気が溜まりやすい場所こそ置いた方が気が流れて良い、私はそのように考えています。

まとめ

以上盛り塩について一通りまとめてみましたが、全体的なイメージだけでも掴めれば幸いです。私も盛り塩を置いていますが、リビングに一つあるだけでも気持ちが神聖に整う感じがして良い感じです。家の気を心地よく整える事で自分の気も整え、健やかな生活の一助となれば本望に思います。

(参考)関連記事

関連してスピリチュアル的に浄化作用があるものとして、エプソムソルトという入浴剤の一種があります。以下の記事で解説していますので、併せてご参照下さればと思います。

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