Uecoro Diary

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“すでにある調和”に感謝!太陽天秤座期間(9/23~10/23)の特徴や過ごし方

秋分から後半戦スタート

以前「太陽乙女座期間とその時期の過ごし方」の記事でも書いたように、太陽が牡羊座に入る春分点を新年と見た時に、太陽が天秤座へ入る今月の秋分点をもって一年の中間地点となり、後半へと入っていく事になります。今回はその秋分を起点とした天秤座からの後半において、各星座が占星術的にどのようなテーマを表しているか、その特徴について全体的に説明した上で、天秤座期間の特徴や過ごし方について解説します。

<参考> 春分、秋分は日本としても大きな節目

なおこの春分、秋分の日は国立天文台が地球と太陽の天文学的な位置関係を観測し、年毎にこの年ならこの日と該当の日を決定していきますが、その上で日本では、春分と秋分は共に国民の祝日として制定されていて、また祝日にするほど大きな意味を持つ日である事を伺い知ることができます。祝日法における趣旨としては、春分が「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」、秋分が「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」とされていますが、いずれにしても昼夜の長さが等しく季節上の一つの区切りになるという理由で祝日に採用されていますので、これらの日は西洋占だけではなく日本としても大きな節目である事を裏付けていると思います。

 

 

後半は「人や社会を通した成長」がテーマ

そのような秋分点をもって一年の後半へとこれから入っていく訳ですが、西洋占星術的には牡羊座から魚座へは人の成長過程を表す一つのストーリーとして見る事ができます。その中で牡羊座から乙女座までの前半と、天秤座から魚座までの後半ではフェーズが異なり、前半が「個や身内を通した成長」、後半が「人や社会を通した成長」を表します。

ここで今回も以前「太陽乙女座期間とその時期の過ごし方」の記事で行ったように、これからの後半のテーマである他者を通した学びについて、学校の行事になぞらえて各星座の特徴を見て行きたいと思います。

♎天秤座

 時期をずらす地域もありますが従来は運動会の季節。運動会の練習や本番を通し、対抗するだけでなく調和し協力していくことも人やパートナーを通して学びます。

♏蠍座

 文化祭や自然学校で仲間との親睦をより深め、自分の秘めた想いに気付いたり、人による価値観の違いを学びます。

♐射手座

 これまで得た学びを人のためにも活かせるよう、全体的な視点でより高い学びを志し、残り3ヵ月を見据えた年度の締め括りを行います。

♑山羊座

 期末試験の準備や寒中マラソン大会など、他人との競争の中で順位を争ったり、時には自分を追い込んだりして社会的な構造を学びます。

♒水瓶座

 社会は縦割りだけではなく横との繋がりが大切である事に気付き、協調・平等によって最後の自由な学年生活を楽しみます。

♓魚座

 終業式や卒業式をもって1年間一緒に過ごしてきた仲間たちと解散します。これまで学んできた事を土台にして、また次の1年をレベルアップして迎えるために準備へと入っていきます。

 

後半最初の天秤座期間は「すでにある調和」がメッセージ

学校の行事になぞらえたように、天秤座は後半の始まりであり「調和、協力、パートナーシップ」などを象徴します。ですのでこの天秤座期間はより周囲との調和を意識して過ごすのが良いと思います。

例として先程挙げた学校の運動会、地域によっては5月などに既に行った所もあるかも知れませんが、これからスポーツの日の前後で行う予定の地域もあると思います。小学校にお子さんがいる家庭では成長を見届ける事ができる楽しみなイベントの一つですね。(ちなみにうちは5月にやりました。)

この運動会は小学校行事の中でも特にたくさんの人が集まるイベントで、家族だけでなく親戚やご近所も来たり、学校の父兄同士やママ友も集まるなど、結構な交流が生まれます。

運動会のイメージ画像

その中で「周囲との調和を意識」するというのは、”こちらから周囲に調和する事を働きかける”という事もそれはそれであるとして、ここではそれよりも「すでにある調和」の中に自分がいる事を意識して感謝する、このことが今回の天秤座期間でのポイントになります。

色んな人との交流を身近でイメージするために運動会を例に挙げましたが、関わり合いのある人・ない人も含めて色んな人との間に自分がいます。もしかしたらその境遇に良し悪しはあるかも知れませんがそれはそれで別として。いずれにしても自分がいることによって調和が取れて成り立っているのがこの世界。つまり自分は存在するだけで価値があるという訳です。その事を意識し感謝する事が天秤座期間のメッセージであり、今回そのようにお伝えさせて頂きます。

天秤のイメージ画像

 

まとめ

以上太陽天秤座期間の特徴や過ごし方について、秋分からの後半星座全体の説明をはじめ、順を追ってお伝えしてきました。なおこれまで再三に渡って秋分は一年の中間地点であり後半の始まりと言ってきましたが、そうは言っても元旦を新年と見ると今年も残すところあと4ヵ月を切り、次の四半期では元旦、また次の四半期では春分と、大きな節目を次々迎えていく事になります。

各節目では見通しが立ち、区切り良くスムーズに物事が運んでいくために、幸先の良い後半スタートが切れますようお祈り申し上げます。

(参考)関連記事

学校の行事になぞらえた乙女座までの前半星座の特徴についてはこちらに記載していますので併せてご参照下さい。

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